個人的な趣味のきろく

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観た/読んだ

ちまちま観ていた『ママは小学4年生』(アニメ)観終わりました。
1992年のアニメらしい。最初から最後までちゃんと観たのは初めてかも。

15年後の未来から赤ちゃん、みらいちゃんがタイムスリップしてきて、4年生の主人公なつみちゃんが育てるというハートフルな少女向けアニメなんですけど、作ってるところがロボットアニメがお得意のサンライズだしOPの絵コンテがガンダムの富野由悠季氏だったりしてちょっと異色の作品だなと思います。設定もかなり異色か。OPのなつみの成長過程が見られるスクロールのカットがすごく好き。

内容は30年前の常識やジェンダー観が受け入れられなくて今見るとキツイなと感じる部分もすごくあったんですが、なつみちゃんの幼い母性が感じられるエピソードや大介くんの家族の話などはとても良かったな……。
あとなつみと同居している漫画家志望のいづみ叔母さん。叔母さんと母(なつみのおばあちゃん)の話もすごく良かった。叔母さんは当時の「女性はこうあるべき」という姿とずっと戦っていたように思います……。普段の物言いや描いてる漫画の作風がバイオレンスなぶん叔母さんのやさしさが感じられる描写にはすぐ泣いてしまった。

それから小学生同士の淡い恋愛もかわいかったです。なつみちゃんには15年後にみらいちゃんという子供がいるんだから当然みらいちゃんの父親、つまりなつみちゃんの結婚相手は誰?みたいな話にもなるんですが、なつみちゃんに恋する男はそんなの心中穏やかじゃねぇわよね。そのことで本気で悩むマリオがかわいかったな…明るくて気立のいい男だよマリオは…。でもいざという時頼りになるのは大介なんだな…大介まじこいつ…普段はクソガキなのに……

いろいろとメンタルを削られる描写もありましたが(小学生がワンオペ育児をしている過酷さ…)(子供が保護者の監督不行で事件や事故に遭うのが未遂も含めてつらい…)トータルでは面白かったし観てよかったです。小学生同士の恋愛はかわいくて良いな☺️close

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